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執筆者: 一般ユーザー さん
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 ウソへの対処

子育てをしていて、なにより嬉しかったり、幸せだと感じるのは、子どもの成長を感じられる時だと思います。泣いてばかりいた赤ちゃんから、南湖(なんご)を発し、単語を覚え、単語と単語をつなげ文となり、少しずつ会話が出来るようになります。そして保育園や幼稚園に入ると、様々な言葉や歌を覚え、びっくりするくらいに会話が広がるようになります。

でも嬉しいことばかりではないかもしれません。最近、うちの子が「ウソ」ばかりつくようになって困っていると、そんな声も聞こえてくることもあります。そんな時どうしたらよいのでしょうか。

ウソはやめさせるのではなく受け入れる

ウソは絶対にダメ!やめさせないと!こんな風に思うママさんパパさんはいらっしゃるかと思います。

ウソはいけないことだと思います。でも5才くらいの子どもがつくウソは、心を広く持ち大目に見てもいいかもしれません。なぜなら、ウソをつくくらい成長したという証でもあるのです。

たとえば、「かけっこで一番だったよ」「クラスで一番上手に絵が描けたよ」などのウソに、親が「そんなことないでしょ?」「この絵でクラス一番になれたの?」など否定的なことを言ってしまうと、子どもはとても悲しい気持ちになってしまいます。

大好きなお母さんや、お父さんに褒められたい!いいところを見せたい!という気持ちを持つことは、立派な心の成長の表れです。そんな時はウソかどうかということより、その子の成長を内心で喜びつつ、「すごいね!」「本当に上手だね」と言ってあげることの方が大事なのです。きっと、子どもは大好きな人に受け入れて貰えたと、心が満たされ安定した気持ちになります。

心が満たされてくると、ありのままの自分に自信がつき、自分は愛されているという確信が芽生え、わざわざウソをつくこともなってくることでしょう。

子どもがウソをやめられないとき

そもそも、どうして子どもはウソをつくのでしょう。それは自分をいい子に見せたり、怒られるのが怖い為ではないでしょうか。

子どもが何度も嘘をつく時は、子どもに正直に話しても何も悪いことは起こらない、と分からせてあげることが必要です。

お母さんやお父さんが、「怒らないから正直に話してごらん?」と優しく問いかけて上げてください。子どもの目を見て、ゆっくり焦らず待ちましょう。子どもはきっと話してくれるでしょう。

そして正直に話してくれた時は、お母さんやお父さんから「正直に話してくれたね、偉いね」「そうだったんだね、話してくれてありがとう」と言ってください。きっと子どもは次第に正直に話しても怒られないことを理解し、正直に話してくれるようになると思います。

ウソに対してつい感情的になってしまうとき

かわいいウソは心を広く持ち、許せる気持ちがあります。でも間違えを認めたくない為につくウソや、正直に話してほしい時にウソをつかれた時は、やめさせたい、注意したい、怒りたい気持ちになってしまいます。

そのようなときは、子どものウソをついていると感じても、まずは子どもに対しては怒らないことを約束してあげてください。

正直に話してくれるまで焦らず待ち、正直に話してくれた時は受け入れてあげることが重要です。万が一、子どもが正直に打ち明けてくれたにも関わらず、「やっぱりウソをついてたんじゃない!」と怒ってしまえば、子どもは素直に話すことを止め、次からもウソをつき続けます。また親から裏切られたとショックを受け、信頼をも失ってしまいます。

注意をする必要があるときは「○○することはよくない事だとママは思うよ。次からはやめようね」と優しく諭してあげてください。長い時間ガミガミ怒っても、子どもに響かない時があります。謝罪の言葉を子どもが口にしても、実はわかっていない場合が多いのです。

そして、解決へ向け話し合ってください。ウソをつく必要がなくなれば自然にウソをつかなくなるでしょう。

参考

子どもが嘘をついたときに親がすべき対応 まとめ | ウーマンエキサイト

子供が嘘をつく、虚言の原因と対策方法を心理カウンセラーに聞いた! | 子どものココロを知る方法 | ママの知りたいが集まるアンテナ「ママテナ」

子どものウソに潜む「心のSOS」 4タイプでわかる本当の理由 (1/3) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

2020/09/23 更新

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